繰り下がりのある引き算には「2通りの解き方」があると、言われています。
減加法(げんかほう)と減々法(げんげんほう)です。
詳しい内容は、下記のプリントを見てもらいたいのですが、簡単に言うと、
あ: 13-6
1. 10 から 6 をひいて ( 10 - 6 = 4 )
2. 3 と 4 で ( 3 + 4 = 7 )
い: 13-6
1. 13 から 3 をひいて ( 13 - 3 = 10 )
2. 10 から 3 をひいて ( 10 - 3 = 7 )
あのような方法を減加法(げんかほう)といい,いのような方法を減々法(げんげんほう)といいます。
ここでは、減加法を中心に学びます。
減々法も、考え方は知っておいたほうが良いですが(解答したあとの確認の計算に使えるから)、
お子様が減々法が得意であっても、減加法で計算できるようにしましょう。
なぜなら、「ひっ算」は減加法だからです。
学校で減加法を中心に教えるのは、ちゃんと理由があるからです。
「ふつう」の問題では「さくらんぼ計算」のかたちで減加法を学ぶようになっています。
「むずかしい」の問題は、減加法・減々法のどちらで解いても構いませんが、なるべく減加法で解くようにしましょう。